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なぜフランチャイズの業種は飲食系が良いか
フランチャイズ加盟を検討されている方々から
「どの業種のFCを選べば良いか」
もよく頂戴する質問の一つです。
業種については向き・不向きがあり一概には言えません。
ご相談を頂く方によってオススメする業種は異なります。
その上で、比較的多くの方へオススメしている業種はどこかと問われた場合ですが・・・
飲食系フランチャイズをオススメするケースが比較的多いですね。
それはなぜか。今回はその理由について説明致します。
理由その1:選択肢が豊富
理由の一番目は、フランチャイズ加盟先の選択肢が豊富にあることです。
豊富な理由は、飲食系ビジネスがそれだけフランチャイズというメカニズムにマッチした業種たからです。
オペレーションを標準化させやすいですし、加盟店が増えればそれだけスケールメリットも生じます。
また、一言で飲食系と言ってもジャンルが幅広く、それが投資予算の柔軟性にも繋がっています。
屋台や移動店舗系のFCなら、数百万レベルで開業できる場合もあります。
ロードサイト型の大型店舗なら、1店舗数億円という場合まであります。
その結果、資金が乏しい方から潤沢な資金力をお持ちの方まで、オススメできる対象者が多くなる訳です。
(但し最もすすめる加盟先が飲食系フランチャイズかどうかは、ご相談頂いた方によって異なります。)
理由その2:食に対するニーズは保守的・持続的
飲食系フランチャイズをすすめる二点目の理由は、人間の食に対するニーズはとても保守的、持続的だということです。
例えばカレーが日本にもたらされたのは、江戸時代末期です。
かれこれ120年以上食されてきた訳ですが、いまだに日本人に愛されているメニューであり、この先もおそらく日本人はカレーを食べ続けると考えて間違いないでしょう。
寿司もそうですし、ラーメン、うどん、そば、天ぷら、ピザ、牛丼、ハンバーガー、お好み焼き等々もそうです。
毎日三食同じものを食べ続けていると飽きてきます。
が、逆にしばらく食べていないと無性に食べたくなるもの、皆様も何か一つはないでしょうか。
ちょっと想像してみてください。
もし無性に食べたくなるものが今後一切食べられなくなったとしたら・・・・
これは辛いですよね。中には「耐えられない」と思った方も多いのではないでしょうか。
かように「食」に対するニーズは極めて保守的、継続的なものなのです。
そのため、斬新な商品開発やサービスが常に要求される他業種よりリスクが低く、安定したビジネスになりやすい点も飲食系フランチャイズをすすめる理由です。
但し!飲食系フランチャイズならどこでも良い訳ではありませんよ。
飲食系フランチャイズ=優良フランチャイズ、あるいは積極的に選択すべきフランチャイズといった誤解は禁物です。
飲食系フランチャイズであっても、加盟する場合にはチェックしなければならない項目は山のようにあります。
このブログでも、度々それらチェック項目についてはご紹介しています。
ぜひ参考にして頂きたいのですが、今後は飲食系フランチャイズを選ぶ場合に的を絞って加盟先を選ぶ場合のチェックポイントなども紹介してゆきたいと考えております。