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サラリーマンからフランチャイズオーナーへ・独立の軌跡
サラリーマンだった方が独立する手段としてフランチャイズを選ぶ・・・
当ブログを熱心に読んで頂いてる読者の中には
「また辛口な批判をするつもりだろう」
と思った方も多いでしょうね(笑)。
何を隠そう私自身、将来フランチャイズで独立することを前提にフラチャイザー企業へ新卒入社した立場です。
成功するかどうかもわからないのに、一からビジネスを考えて独立を果たすなどいくら世間知らずの学生だった当時でも、おそろしくてできないと思っていましたから。
■「独立するならフランチャイズオーナー」と考えたプロセス
フランチャイズオーナーを独立の手段として考えるようになったプロセスを、流れで説明すると次のような感じになりますね。
①サラリーマンだけの人生で一生を終えたくない。将来は一国一城の主として独立したい。
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②しかし、独立は一般的に成功確率が低い。まして金も人脈もコネも専門スキルもない自分は尚更失敗する可能性が高い・・・・どうすればよいか。
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③商売の仕方を手取り足取り全部教えてくれて、商品開発もやってくれて、広告もやってくれて、経営だけは自分でやれる・・・そんな都合の良いシステムなんかないよなあ・・・・
と思いつつ、ほんの少しの期待を持って色々と調べてみた。すると・・・
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④ん?・・・なになに、フランチャイズ!? あるじゃん!!これだよ、これ!これなら独立できるじゃん!
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⑤勉強するならフランチャイズチェーンを展開しているフランチャイザー企業が一番いいだろう・・・よし、フランチャイザー企業へ就職しよう!
以上の通り、学生時代のこうした大変甘い発想がきっかけ(笑)となり、就職先の候補としてフランチャイザー企業がしっかりと加わることになった訳です。
フランチャイザー企業への勤務経験は必要か?
さて、ここまで読まれた時点で、サラリーマンがフランチャイズオーナーとして独立を果たすには、フランチャイザー企業へ就職し、直営店などで働いた経験が必要だと思った読者の方もいると思います。
まあ、経験者の立場で言わせて頂ければ、ないよりあった方が良いとは思います。
フランチャイザー企業で学んだことは、フランチャイズオーナーとして独立した際に多々役立ちましたから。
しかし・・・自己紹介でお伝えしているとおり、私がフランチャイズオーナーとして加盟したのは就職先のフランチャイザーではありませんよ。
加盟してから初めて学んだことも、多々ありました。
それでも新米経営者として謙虚であればよかったのですが、中途半端に知識があったためにそれがかえって邪魔した面もあります。
知っているから役立ったことがあった反面、何と言いますが、わかっている気になってしまう部分もあり、そのような部分ではオーナーとしてのオペレーションが雑になってしまいました。
それが、開店してしばらくは大赤字を招いた原因の一端にもなったと思っています。
つまりフランチャイザー企業での勤務経験はプラスとして働く部分もあれば、マイナスとして働く部分もあるということです。
従って、フランチャイズオーナーとして独立を目指す場合にフランチャイザー企業での勤務経験は「不可欠」!・・・
ということはありませんので、ご安心ください。
■サラリーマンがフランチャズオーナーとして独立する上での留意点とは
ただし、このブログで繰り返しお伝えしていますが、加盟するフランチャイズチェーン選びに失敗すれば優秀な方であっても成功は遠のきます。
フランチャイズチェーンの加盟先は、例えるなら結婚相手のようなもの。
加盟先選びにはこのブログでアドバイスしていることなどを参考に、焦らず、じっくりと研究を重ねて慎重に選ぶようにしてください。
それと、サラリーマンの方がフランチャイズオーナーを選択して独立を果たす場合、留意して頂きたいことがいくつかあります。
その点は次回お伝えしますが、留意すべきことをしっかりと認識した上で謙虚に、真摯に学び、努力する覚悟があるならサラリーマンがフランチャイズで独立することは「アリ!」です。