高齢化や共働き世帯の増加、住宅設備の高機能化などにより、堅調な市場拡大が見込まれているのがハウスクリーニングを中心とした掃除サービス業界です。
過日、この分野でフランチャイズチェーンを展開している企業幹部の方とのご縁がきっかけとなり、代表者とじっくり話をする機会が得られました。
その企業が今回ご紹介する「おそうじ革命」のフランチャイザー、株式会社KIREI produceです。(以下「おそうじ革命」と呼称します)
手前味噌ですが、フランチャイザーのトップと話をすれば、そのFCがこの先成長できるか駄目になるかは、経験上ほぼわかります。
結論から申しますと、気になった課題点はあったものの、その点を踏まえて尚おそうじ革命は
「皆様へ安心して推奨できる優良フランチャイズチェーン」
との評価に至りました。
ではなぜそこまで高い評価に至ったのか、本記事においてその理由を詳しく説明致します。
掃除サービスに限らず、FC加盟を検討されている多くの皆様の参考になれば幸いです。
目 次
代表者との面談で私が最も注目したポイントとは
私がフランチャイザーのトップから話を伺う際、何に一番注目するかですが、それは一番最初に説明される事項です。
相手は私がFCビジネスに熟知している立場だと理解していますので、初歩的な話から順を追って説明する必要がないこと、また、ウイークポイントから話を切り出し、いきなり突っ込まれたくないとの心理も働きます。
従って、トップが私へ最初に伝えようとする事項こそ、「(会社またはFC事業の)最大の強み」、もしくは「トップが最も大切にしていること」になるからです。
おそうじ革命の福井智明社長が、私へ最初に伝えてきたこととは何かですが、それは
「掃除が大好きです」
という、掃除に対する率直な思いでした。

(おそうじ革命・福井智明社長)
私が「このフランチャイザーなら」と思えたのも、この言葉を最初に聞けたことです。
FC加盟検討者の皆様にブログを通じて度々お伝えしてきましたが、自分が取り組もうとしている事業が「好きだ」と思えなければ、決して上手くゆきません。
当然ですが、それはフランチャイザー、特にトップに当てはまります。
トップが、ビジネスという枠組みを超え、提供しているサービスが好きでなければ、全国の加盟者に対しそうしたマインドを求めることができなくなります。
また、チェーン店全体にそうした思いがあるかどうかは、様々な「接点」を通じお客様へ”必ず”伝わるものです。
つまり、チェーン店の命運を左右するぐらい大切なことなのです。
その最も大切なことを、福井社長から真っ先に聞けたことが「このフランチャイザーなら」と思えた大きな理由のひとつとなりました。
掃除は化学:合理性の追求もFCの要
この点も当ブログを通じて訴えてきたことですが、フランチャイズビジネスは他のビジネスモデル以上に合理性や効率性が強く求められるビジネスです。
「好きだ」という思いは大切なのですが、トップのそうした思いが強すぎるとオペレーションの合理性や効率性が後回しにされ、フランチャイジーの収益性悪化の要因となる場合があります。
おそうじ革命はその点は大丈夫だろうかとやや心配だったのですが、福井社長が語った掃除の定義により、そんな心配は無用だったことはすぐ理解できました。
福井社長は掃除について
「化学だ」
とはっきり語る一方、筋肉痛が伴うような力任せの掃除サービスを否定していたのです。
掃除は付着したカビや油脂などとの戦いですが、力任せにやれば除去できるというものではありません。
適切に薬剤を選び、化学作用を利用してカビや油を除去することが掃除の要諦であり、同時に、合理的で効率的な掃除サービスを実現するカギにもなります。
おそうじ革命では独自開発した掃除用薬剤を使用していますが、単なる差別化が理由ではなく、掃除の品質を化学的観点から高めたいとの福井社長の探究心の賜物であったことが話を伺ってみて、よくわかりました。

(おそうじ革命オリジナルの掃除用薬剤例)
こうした姿勢も、同社に対する評価が高まった大きな理由です。
45日間の研修はおそうじ革命最大の特長
加盟者向けの指導や支援という点でおそうじ革命はどうかという点ですが、「よくぞ思い切った」と特に感心した点は45日間におよぶ加盟者研修です。
フランチャイズの加盟者研修は、加盟者側の資金繰り等も考慮し、1ヶ月以内で終了する場合が多いため、この研修期間は「長過ぎるのでは」と思われる方もいるかも知れません。
しかし、皆様に冷静に考えて頂きたいことがあります。
一口にハウスクリーニングと言いますが例えばエアコン、レンジフード、浴室が全く同じ掃除技術で行えるものでしょうか。
プロとして活躍するなら、それぞれ専門的なスキルが必要になります。
しかも、習得しなければならないのは掃除サービスの技術に留まりません。
顧客を獲得する営業スキルも、加盟者にとっては必須のテーマです。
例えば営業未経験の方が、「営業研修は1日だけ」と言われたら逆に不安を感じてしまわないでしょうか。
45日間という期間は、掃除のプロとして食べてゆけるスキルや知識、営業力を身に付け、自信をもって独り立ちしてもらう上で、どうしても必要になる各テーマごとの研修期間を”合理的に”積み重ねた、結果なのです。
逆に言えば、掃除サービスの加盟者研修でこの期間を下回るチェーン店であれば、どこであろうと安心してご紹介できないというのが、私の率直な意見です。

(研修風景)
上場企業ルネサンスから選ばれた意味
おそうじ革命に対するこうした評価は、決しておそうじ革命びいきの偏った評価ではないことの証左をひとつあげておきます。
年商450億を超える東証一部上場企業ルネサンスが、同社のフランチャイジーとして参加していることです。
上場企業は自社の経営判断に対し、常に株主に対する説明責任が求められます。
自社ブランドを毀損させるような経営的行為は、断じて許されません。
フランチャイズ加盟は、フランチャイザーの傘下になることを意味します。
その選択が誤っていれば自社ブランド毀損に直結しかねませんので、同社が私よりはるかに厳しい視点でおそうじ革命を慎重に分析・評価したことは申し上げるまでもないことです。
おそうじ革命は、そうした大変厳しい上場企業からの審査をクリアし、数ある掃除サービスFCの中から選ばれた企業となったのですが、この事実を踏まえて頂ければ、私が本記事を通じてお伝えしてきた評価の妥当性もご納得頂けたのではないでしょうか。
おそうじ革命にも課題点はあります
ただし、おそうじ革命を手放しで評価するつもりもありません。
私が看過できないと感じたおそうじ革命の課題点は、ネット広告です。
同社はネット広告に力を入れているとのことでしたが、それにしてはネット上での申込み方法がわかりにくかった点は見過ごすことはできませんでした。
具体的には、同社ホームページ上で自分の住まいの地域を指定しても、加盟店がズラズラと表示されるため、何を基準にどう選べば良いか、私にはよくわからなかったのです。
該当地域に加盟店が1店舗しかない場合は迷わないかも知れませんが、今後加盟店が増えれば、この点は大きな課題になるおそれがありますので、同社へは改善をお願いしました。
ただ、この世に課題を抱えていない企業など存在しません。
大切なことは課題の有無ではなく、発生した課題解決に向け真摯に、速やかに取り組み、解消できるかどうかです。
おそうじ革命は直面した課題を克服し、力強く前進できる企業だと確信していますが、皆様へ推奨できるとした評価が偽りとならないよう、今後も注意深く、同社を見守ってゆきたいと考えています。
( おそうじ革命・FC募集問い合わせ先 : 0120-006-292 )