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ホテルの業務委託は覚悟が必要

                      
ホテル

ホテルチェーン店の業務委託制度の募集広告記事は、フランチャイズ募集のポータルサイトでよく見かけられますね。

 

フランチャイズではありませんが、募集広告記事が多いためか、質問や相談を受ける機会も時々ございます。

 

そこで、今回はホテルの業務委託について、私の所見やアドバイスを申し上げます。

 

ポイント:業務委託は雇用ではない

 

業務委託は少し言い方を変えれば、「事業運営の代行業務を受注すること」であり、「雇用関係」ではありません。

 

そのため、意外に気付かない方が多いのですが、健康保険や年金保険は個人事業主としてご自身で加入する必要があります。

 

また厚生年金ではありませんので、保険料は全額自己負担となり、3号特例もなくなります。

 

従って、夫婦が将来年金を継続的に受け取ることができるようにするには、国民年金保険を二人分加入し、支払う必要もあります。

 

当然有給休暇等なく、残業代などもでません。

 

また、これも当然と言えば当然なのですが、委託された業務をこなすのが一人では大変なのでアルバイトを使ったとなれば、その賃金は委託報酬から支払う必要があります。(ホテルによってはアルバイトを雇用した場合に支援金を出す場合もあるようですが、賃金をそれで全て賄える訳ではありません。)

 

従って業務委託報酬が仮に年1千万という条件だったとしても、サラリーマンの年収1千万と同様な報酬とはなりません。

 

しかもホテルの業務委託報酬の場合、例外的事例もあるかも知れませんが、大半は夫婦またはカップルの男女ペアが条件になっており、二人に対して支払われます。

 

つまり、一人あたりの業務委託料は500万となり、そこから様々な必要経費を支払ってゆく必要がありますから、最終的に手元に残る金額は決して多くないのです。

 

ホテルの業務委託を検討されている方が、一番魅力的に感じているのは業務委託報酬額の高さだと思われます。

 

しかし、上述のとおり、蓋を明けてみるとそれほど好条件ではないことは理解しておいて頂いた方が良いです。

 

ホテル管理者として原則24時間体制の管理が求められる

 

ホテルの業務委託を引き受ける場合に覚悟しておく必要があるのは、「24時間体制での管理」が求められることです。

 

ホテルでの接客や清掃といったオペレーションはアルバイトに任せることは可能であり、チェックイン・チェックアウトも時間制ですから、一定の休憩時間を確保することなら可能です。

 

しかしながら、「休憩時間=ホテルとは無関係で自由に過ごせる」とはなりません。

 

支配人が対応しなければならないトラブル等があれば、休憩時間であっても対応が求められることになります。

 

また、夫婦やカップルでの二人体制での業務委託が求められる理由でもあるのですが、どちらか一人は原則、必ずホテル内で待機している必要があります。

 

この点は運営管理を任されている以上、仕方ない面でもありますが、夫婦揃ってホテルをあけて海外旅行に行くなんてことはできません。

 

 

資金を貯めることだけが目的であればオススメしない

 

ホテル業務委託にはデメリットだけでなく、メリットもあります。

 

住居費や水道光熱費の負担がないことや、個人事業主でありながら、契約期間中は業務委託報酬が保証されること、また、24時間体制でホテルに縛られることはデメリットですが、様々な支出の誘惑から遮断され、ムダな支出がなくなるメリットにもなります。

 

ただ、数年間、かなりの自由が奪われるのは事実です。

 

また、先述したとおり、魅力的に思える業務委託報酬も手元に残るお金としては、そう多くはありません。

 

単純に将来の資金を貯めることだけを目的とするなら、ホテルの業務委託はオススメ!とはなりません。

 

夫婦あるいはカップル二人で稼ぐことを前提にできるなら、共に正社員として働き、どちらか一方の給料を全額貯金に回した方が年間で数百万以上貯めることができますので、より合理的な選択だと言えます。

 

ではホテルの業務委託は誰にもオススメできないかというと、そうではありません。

 

まず、この記事でお伝えしてきたデメリットについて理解・納得できることは最低要件です。

 

その上でホテルの運営自体に大変関心が高く、苦労が伴ってもぜひ取り組んでみたいと考えている方や、自分はどうしても誘惑に負けやすいので、強制的に自由が利かない環境で資金作りに専念したいといった明確な目的を持っておられる方でしたら、選択肢のひとつとして検討されても良いでしょう。

 

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私は現在、コンサルタントとして

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近年、企業経営者や個人の方々からFC加盟についても相談を受けるようになりましたので、お役に立てればと考えこのブログを開設いたしました。

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