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学習塾のポイント制度導入に賛成できない理由

                      

昨今、学習塾業界ではFCに限らず、「ポイント制度」を導入する学習塾が増加しています。

 

縛りがゆるい学習塾FCでは、加盟しているオーナーが独自でポイント制度を創設し、子供たちにポイントに応じた景品を提供している事例もありました。

 

しかし、私はポイント制度導入について、とても賛成できません。

 

本記事ではその理由をお伝えして参ります。

 

親として学習塾選びのアドバンテージになり得ない

 

学習塾の費用を負担する保護者の立場から、ポイント制を考えてみましょう。

 

親としては、子供の成績を伸ばしてあげたいから学習塾に通わせたい訳です。

 

そのためには、まず子供が学習塾の授業に休まず参加することが重要な要件になることは、よく理解しています。

 

ポイント制度は、子供たちの授業への出席率を高める目的があることもわかります。

 

しかし、景品を得たいがために子供たちが塾へ通うというのは、親として本筋にはとても思えません。

 

むしろポイント制度などに頼らずに、子供が積極的に学習塾に通いたくなるようにして欲しいと、私なら親の立場でそれを望みます。

 

逆に言えば、そうしたポイント制度を導入している学習塾は、ポイント制度に頼らないと子供たちが通塾したいと思わない学習塾と映ってしまいます。

 

つまり「授業内容がつまらない、あるいはわかりにくい学習塾」、または「先生達に子供たちを引っ張ってゆける人間的な魅力や、指導力がない学習塾」ではないかと考え、敬遠します。

 

実際、こうした見解は私だけでなく、家内もそうでしたし、また家内も息子たちのママ友に尋ねたら、どうような返事が返ってきたと言います。

 

もっとも、統計をとった訳ではありませんので、こうした意見が主流ではないのかも知れません。

 

が、それほどシビアではない保護者の方であっても、ポイント制度だけを目的に学習塾に通うことを良しと考える方はいないはずです。

 

つまり、保護者の立場としてポイント制度は「あっても良い」と考える方がいたとしても、「ポイントい制度があるから入塾させいたい」となるほどのアドバンテージにはなり得ないからです。

 

子供たちも重視しているのは「わかりやすさ」

 

学習塾FCに関わった経験があるからこそ断言できますが、子供たちは大人が考えている以上の学習塾の品質の品定めを行っています。

 

この点は中学受験が盛んなエリアとそうでないエリアで多少事情が異なるかも知れませんが、小学生であっても中学受験生となるとその点は大変シビアです。

 

では子供たちはどのような品定めを行っているかと言えば、当然といえば当然ですが、授業のわかりやすさや理解しやすさです。

 

つまり学習塾はこの点でガッチリと子供たちの気持ちを掴めれば、ポイント制度などに頼らなくとも自主的に通塾してくれます。

 

その点で躓いてしまっていれば、ポイントだけで通塾させるのは困難ですし、当然成績も伸びないので、保護者がしびれを切らし、退塾へと向かうことになります。

 

子供たちのモチベーションは、当たり前のことですが、授業や先生の指導力を通じて獲得することが学習塾の本筋です。

 

 

煩雑な管理や負担を現場に負わせてしまう

 

これは現場で苦闘しているFC学習塾の教室長から伺った話です。

 

ポイント制度が導入されて以来、景品管理やポイント管理、子供たちのクレームなど、ポイント制度に関わる雑用が激増してしまい、オーバーワークとなってしまい、保護者面談に時間をかけることができなくなったといいます。

 

まさに本末転倒な話です。

 

ポイント制度を導入している学習塾フランチャイザー幹部の皆様へお伺します。

 

皆様は、ポイント制度の導入が、実につまらない雑用で時間を奪われてしまっている現状をご存知でしょうか。

 

景品の数が在庫と一致しているか、ポイントと一致した景品を進呈できているか、景品が壊れたり、破損したりしていないか等々・・・ポイント交換用の景品だけを麗に上げても、実にくだらない雑用が現場で発生するのです。

 

こんなくだらない雑用のために、子供たちや保護者との面談時間など、本来の学習塾に求められているサービスの品質低下を招いて良いものでしょうか。

 

景品獲得後のモチベーションが絶たれてしまう

 

先ほど少し触れましたが、ポイント制度の最大の欠点は、ポイント交換して景品を受け取ってしまった後、モチベーションが絶たれやすくなる点です。

 

中には「ポイントをまた貯めれば良い」と安易に考える方もいるかも知れませんが、クレジットカードなどと異なり、学習塾には通える期間に限りがあります。

 

多くの補習塾は高校受験までの対応が主流ですので、中学3年生は最大でも後1年間となります。

 

しかし、ポイント交換はポイント数に比例して景品のグレードが高まるため、残り期間が限られていれば、もらえる景品が最高でもこれぐらいものだということは、子供たちはすぐにわかってしまいます。

 

そうなると、特に授業に魅力を感じておらず、ポイント制度があったから渋々通塾していた子供たちは一気にやる気を失ってしまう訳です。

 

こうした事態は、私には却って罪作りな話に思えてなりません。

 

以上のような理由から、私は学習塾のポイント制度導入には反対です。

 

特に全国的に学習塾を展開しようとしている学習塾FCは、ポイント制度などに頼らず、子供たちが喜々として通学してくれる魅力ある学習塾作りを目指すべきです。

 

 

 

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