嘆かわしいことに、東証一部上場の牛丼チェーンでありフランチャイザーでもある吉野家と松屋の中共ウイルス対策は不十分と言わざるを得ません。
どのような点がウイルス対策として不十分か、具体的に指摘すると共に、本稿を通じ両社へ改善を求めたいと存じます。
吉野家&松屋最大の問題点:カウンター席をフル稼働させている
吉野家、松屋の武漢肺炎ウイルス対策(本ブログでは新型コロナとの呼称は使用していません。中国武漢発生のウイルスであることは間違いない事実ですので、他のコロナウイルスと明確に区分するため、武漢肺炎と呼称しています)は全くもって不十分です。
ズバリ店舗によっては3密が発生しています。
特に問題だったのはカウンター席です。
吉野家も松屋も大柄な成人男性が座れば肘が接触することもある、正に密接レベルの間隔でカウンター席が設けられています。
そのカウンター席を何ら使用制限せずフル稼働させており、その結果、平日ランチタイムのピーク時には、8割程度埋まっている状況になっています。
まさに3密です。
ただし、緊急事態宣言下ですので、もちろん全国の店舗をあちこち直接確認した訳ではありません。
この目で確認した店舗エリアは東京・池袋駅、新宿駅、そして神奈川県の横浜駅周辺店舗に限られます。
しかしながら、これらの駅は首都圏を代表するビッグターミナルエリアです。
テレワークがどうしても困難な方々が当該エリアに多数出勤している実情がある以上、特に入念な対策が求められるはずです。
しかもそれらエリアの店舗は、幹線道路のロードサイド店などと異なり、一般的なビルのテナントとして店舗を構えています。
そのため大きな窓が少なく、風通しや換気が構造的に良くない店舗が多いだけに、ロードサイト店以上に3密防御の対策が必要であるにもかかわらずです。
東証一部上場企業として、国民食である牛丼チェーン店として、これらの状況に対し、大変残念でなりませんでした。
もちろん両社に対しては、問題点の指摘と是正を直接お伝えしました。
が、一向に改善の兆しが見られませんので、記事を通じて皆様へお伝えすることにした訳です。
牛丼は国民食であり、なかには週1回は牛丼を食べたいというヘビーユーザーもおられるかと思います。
しかしながら、吉野家と松屋については、少なくとも首都圏のロードサイト店以外での利用はオススメできません!
(吉野家については松屋と異なり、フランチャイジーの割合が高いため、フランチャイジーオーナーの独断で、首都圏エリアでもカウンター席の利用を大幅制限するなど、一定の対策を行っている場合もあることは、付記させておいて頂きます。)
店内で牛丼を食べたいならすき家
吉野家と松屋はカウンター席を中心に社会的距離確保対策がとられていないことを指摘しましたが、もう一つの大手牛丼チェーン「すき家」はどうかと言いますと、こちらはカウンター席の半減に踏み切っています。
正直、すき家もカウンター席間に余裕がない作りになっていますので、半減でも十分とは言えません。
互いに手を伸ばして接触しない距離となると、カウンター席なら間に二席分の空間が望ましいです。
しかしながら、街中店舗は立ち食いそば店同様、カウンター席に着席するお一人様の売上が柱になりますので、そこに踏み込んだ点は評価に値します。
従って、対策としてはまだ十分ではないけれども、もしどうしても牛丼を店内で食べたいという場合には、吉野家や松屋より今はすき家をオススメ致します。

どうしても吉野家&松屋ならテイクアウトで
まあ、同じ牛丼と言っても、吉野家、松屋、すき家で肉質もしょうゆベースのタレの味付けも各社各様で異なりますから、なかには
「牛丼なら吉野家」
という方もいるでしょう。
また、カレー専門店並に松屋のカレーライスは評価が高いので、
「カレーなら松屋のカレーが食べたい」
という方もいますね。
そのような方々は、テイクアウトでの利用をオススメします。
少なくともカウンター席の状況が改善されない限り、特に昼時のピーク時間帯での吉野家、松屋のイートイン(店内)利用は避けるべきです。
コンサルタントの視点
ウイルス対策不十分 吉野家&松屋は何をやっている!
嘆かわしいことに、東証一部上場の牛丼チェーンでありフランチャイザーでもある吉野家と松屋の中共ウイルス対策は不十分と言わざるを得ません。
どのような点がウイルス対策として不十分か、具体的に指摘すると共に、本稿を通じ両社へ改善を求めたいと存じます。
目 次
吉野家&松屋最大の問題点:カウンター席をフル稼働させている
吉野家、松屋の武漢肺炎ウイルス対策(本ブログでは新型コロナとの呼称は使用していません。中国武漢発生のウイルスであることは間違いない事実ですので、他のコロナウイルスと明確に区分するため、武漢肺炎と呼称しています)は全くもって不十分です。
ズバリ店舗によっては3密が発生しています。
特に問題だったのはカウンター席です。
吉野家も松屋も大柄な成人男性が座れば肘が接触することもある、正に密接レベルの間隔でカウンター席が設けられています。
そのカウンター席を何ら使用制限せずフル稼働させており、その結果、平日ランチタイムのピーク時には、8割程度埋まっている状況になっています。
まさに3密です。
ただし、緊急事態宣言下ですので、もちろん全国の店舗をあちこち直接確認した訳ではありません。
この目で確認した店舗エリアは東京・池袋駅、新宿駅、そして神奈川県の横浜駅周辺店舗に限られます。
しかしながら、これらの駅は首都圏を代表するビッグターミナルエリアです。
テレワークがどうしても困難な方々が当該エリアに多数出勤している実情がある以上、特に入念な対策が求められるはずです。
しかもそれらエリアの店舗は、幹線道路のロードサイド店などと異なり、一般的なビルのテナントとして店舗を構えています。
そのため大きな窓が少なく、風通しや換気が構造的に良くない店舗が多いだけに、ロードサイト店以上に3密防御の対策が必要であるにもかかわらずです。
東証一部上場企業として、国民食である牛丼チェーン店として、これらの状況に対し、大変残念でなりませんでした。
もちろん両社に対しては、問題点の指摘と是正を直接お伝えしました。
が、一向に改善の兆しが見られませんので、記事を通じて皆様へお伝えすることにした訳です。
牛丼は国民食であり、なかには週1回は牛丼を食べたいというヘビーユーザーもおられるかと思います。
しかしながら、吉野家と松屋については、少なくとも首都圏のロードサイト店以外での利用はオススメできません!
(吉野家については松屋と異なり、フランチャイジーの割合が高いため、フランチャイジーオーナーの独断で、首都圏エリアでもカウンター席の利用を大幅制限するなど、一定の対策を行っている場合もあることは、付記させておいて頂きます。)
店内で牛丼を食べたいならすき家
吉野家と松屋はカウンター席を中心に社会的距離確保対策がとられていないことを指摘しましたが、もう一つの大手牛丼チェーン「すき家」はどうかと言いますと、こちらはカウンター席の半減に踏み切っています。
正直、すき家もカウンター席間に余裕がない作りになっていますので、半減でも十分とは言えません。
互いに手を伸ばして接触しない距離となると、カウンター席なら間に二席分の空間が望ましいです。
しかしながら、街中店舗は立ち食いそば店同様、カウンター席に着席するお一人様の売上が柱になりますので、そこに踏み込んだ点は評価に値します。
従って、対策としてはまだ十分ではないけれども、もしどうしても牛丼を店内で食べたいという場合には、吉野家や松屋より今はすき家をオススメ致します。
どうしても吉野家&松屋ならテイクアウトで
まあ、同じ牛丼と言っても、吉野家、松屋、すき家で肉質もしょうゆベースのタレの味付けも各社各様で異なりますから、なかには
「牛丼なら吉野家」
という方もいるでしょう。
また、カレー専門店並に松屋のカレーライスは評価が高いので、
「カレーなら松屋のカレーが食べたい」
という方もいますね。
そのような方々は、テイクアウトでの利用をオススメします。
少なくともカウンター席の状況が改善されない限り、特に昼時のピーク時間帯での吉野家、松屋のイートイン(店内)利用は避けるべきです。
-コンサルタントの視点
-吉野家 松屋 新型コロナ対策
執筆者:フランチャイズという選択
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