緊急事態宣言の延長が示唆しているとおり、中共ウイルスとの戦いは長期戦を覚悟する必要があります。
つまり、緊急事態宣言解除後も、何らかの継続的な対策が各事業者、特に飲食業界に求められることなるでしょう。
では、顧客との接触が避けられない店舗型飲食業界はどんな対策が望まれるかですが、お客様との接触が避けられない以上、従業員のマスク着用では不十分です。
飲食店はフェイスシールド(またはフェイスカバー、フェイスシールドマスク)の導入を早急に行うべきです。
その理由と効果について、ご紹介して参ります。
目 次
マスクでは顧客からの飛沫を防げない
ご承知の通り、マスクは「咳エチケット」として着用者本人のくしゃみや咳による飛沫の拡散を防ぐには、効果的です。
しかしながら、医療用サージカルマスクであっても、0.1μm以下のサイズとなるウイルスは容易に通過させてしまいます。
イートインスタイルの飲食店の最大の問題は、オーダーテイクのタイミングや食器や料理を配膳するタイミングで、顧客側がマスクを着用していない場面が生じやすいことです。
しかも、例えばオーダーミスや変更、料理の追加などが生じた場合、ホールスタッフが顧客と至近距離で会話する場面が避けられません。
それぞれの場面は短時間であっても、長時間ホールで働いているスタッフはそうした場面に度々遭遇しますので、感染リスクが高まってしまいます。
従って、従業員がお客様に対して飛沫を浴びせない対策だけでなく、お客様からの飛沫を浴びない対策も必要なのです。
その点で、フェイスシールドであればお客様の飛沫からスタッフを守ることができます。
マスクでは眼を保護できない
マスクにはM95といったウイルス透過率の低い医療用マスクもありますが、そうした高性能のマスクを着用しても眼まで保護することはできません。
口や鼻からのウイルス吸入より感染の可能性が低いとは言え、眼から感染した事例も生じていますので、特にホールスタッフは眼もカバーする必要があります。
フェイスシールドであれば、鼻と口だけでなく、スタッフの眼も保護することができるのです。
何度も繰り返し利用でき、経済的
いくら効果的だと言っても、ハイコストであれば導入の大きな障害になります。
フェイスシールドの小売価格ですが、10ピースを基準にした場合、だいたい3,000円~10,000円程度。
フェイスシールド1枚あたり300円から高いもので1,000円ということになります。
一方使い捨てマスクの単価は1枚100円はしませんので、単価だけ比較すると高額に見えます。
ところがフェイスシールドは、国内メーカーの良質なものであれば、除菌や洗浄を行うことで何度も繰り返し利用できます。
仮にスタッフが20名いる店舗が1枚20円の使い捨てマスクを毎日供給した場合、月間で1万2千円。
一方フェイスシールドであれば、20ピース用意して6千円から2万円ですが、最低でも3ヶ月は持ちますのでマスク購入コストの1/3~1/5に抑制できるのです。
マスクと異なり入手が容易
飲食業界に限らず、使い捨てマスクの入手困難さは国民的レベルの大問題となっています。
その点でフェイスシールドであれば、楽天でもアマゾンでも容易に注文できます。
つまり入手しやすいという点でも、フェイスシールドの導入はオススメなのです。
感染予防意識の高さをアピールできる
このメリットは現時点(2020年5月現在)から、フェイスシールドの着用が飲食店で一般化するまでの限定的メリットとなりますが、フェイスシールドを店舗スタッフに着用させている飲食店はまだまだ数える程度のレベルで、大多数の店舗は導入していません。
だからこそですが、今すぐ導入すれば、感染予防に対する意識の高さをアピールすることもできますし、来店されるお客様に安心感を与えることができます。
(なお、顧客同士の飛沫感染防止や店舗全体の衛生対策については、「緊急事態を乗り切れ!飲食フランチャイズ生き残り策!」を参考にしてください)
以上のとおり、フェイスシールド利用には、マスク着用を大きく超える様々なメリットや強みがあります。
冒頭でもお伝えしたとおり、中共ウイルス(武漢肺炎)との戦いは長期戦を覚悟する必要があります。
緊急事態が解除された後も、より安心してお客様に利用して頂けるよう、フェイスシールドの速やかな導入をオススメ致します。