ネットFCをオススメしないたった1つの理由 | フランチャイズという選択

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FC加盟を検討されている方々へのアドバイス

ネットFCをオススメしないたった1つの理由

                      
ネットFCをオススメしないたった1つの理由

ネットFCはオススメしません!

 

最近、ネットビジネスのFC加盟に関するご相談が増えています。

 

実店舗のFCより、資金負担が少ない点が魅力的に思えるのでしょうね。

 

ネットビジネスであれば、実店舗のような内装費や設備費といった高額な初期投資が不要ですし、毎月数十万の支出となる家賃もかかりません。

 

売上原価やロイヤルティを除けば、サーバーのレンタル料や回線使用料、プロバイダーの利用料等が主な毎月の固定経費となりますが、月額2~3万円程度といったところでしょう。

 

そうした経営的リスクの低さから、加盟先としてネットFCを検討したくなる気持ちは十分理解できます。

 

しかし、私としてはオススメできません

 

本記事ではネットビジネスのFCをオススメしない理由説明を中心に、ネットビジネスのFC加盟を検討されている方々へアドバイスさせて頂きます。

 

FCとネットビジネスは相性が悪い!

 

実はFCとネットビジネスの関係について見解を述べるのは、今回が初めてではありません。

 

主に事業のFC化を検討されている経営者の皆様に向けた記事となってしまいますが

 

フランチャイズビジネスはネット活用にこだわり過ぎるな!

 

という2017年にアップした記事の中で、ネットビジネスとFCの関係について述べています。

(関心がある方はぜひこちらの記事も覗いて下さい)

 

この記事でお伝えしている、FCとネットビジネスの関係性はFC加盟を検討されている皆様にも、そのまま参考にして頂ける内容になっています。

 

ポイントはズバリ

 

「FCとネットビジネスは相性が悪い」

 

ということです。

 

FCは「テリトリー制」が加盟者の権益基盤!

 

ではなぜFCとネットビジネスが相性が悪いかです。

 

FC加盟を検討されている皆様は、フランチャイザーから何を買うのかを考えてみてください。

 

「標準化された事業の運営パッケージ」を購入する訳です。

 

この商品を購入するのは皆様だけでなく、他の加盟者も同じものを買います。

 

類似した事業ではなく「同じ事業」を購入した全ての加盟者が、行うことになる訳です。

 

同じ事業を行うということは、同じ客を奪い合うことを意味します。

 

つまり加盟者はモロに競合する関係となる訳です。

 

例えば1店舗だけなら利益が確保できる場所に、同じ商品を販売する店舗が3つも4つもできたら売上が分散し、下手すると加盟者同士が共倒れしてしまいます。

 

そこで考え出されたのが「テリトリー制」あるいは「エリア制」と呼ばれる仕組みです。

 

加盟者はどこでも勝手に店舗を開けるのではなく、FC本部からの指定、もしくは希望した特定のエリア内でしか店舗を開けないようになっています。

 

ある意味不自由とも言えますが、こうした仕組があるからこそ加盟者同士の競合が避けられ、FCチェーン店全体で繁栄を追求できるようになる訳です。

 

ネットビジネスのFC加盟を検討されている皆様は、FCというビジネスモデルにとってこうした営業テリトリーあるは営業エリアが、加盟者に与えられることがどれだけ重要なことか、この点をまずはしっかりと理解してください。

 

ネットワークとは仕切るものではなく繋がるもの

 

先述の内容をご理解頂いた上で、改めてネットビジネス専門のFCについて考えてみましょう。

 

先程ご紹介した当ブログ記事の

 

フランチャイズビジネスはネット活用にこだわり過ぎるな!

 

でも説明していますが、ネットワークとは仕切りを取り払い、相互に繋がる環境が実現された世界のことを意味しています。

 

この環境にテリトリーといった真逆の概念を持ち込んでも、うまく機能しません。

 

もし無理に機能させようとすれば、ネットワークの利便性をお客様から奪うことになります。

 

例えばネットショップ東京店のホームページを発見し、そのページを見て商品を購入しようとした福岡県在住のお客様がいたとします。

 

そのお客様がお届け先を選んだところ

 

「お客様は東京店では購入できません。

福岡店のホームページに飛んで再度お手続きを行なって下さい」

 

との表示が出たらどのように思うでしょうか。

 

中には画面指示に従ってくださるマメで律儀なお客様もいるかも知れませんが、大抵のお客様は「面倒くさい!」と感じてそのまま離脱してしまうでしょう。

 

そのような仕組みを取ってしまえば商機を失い、ネットショップのブランドも低下させるだけです。

 

プラットフォーム区分という方法ならあるが

 

同じショップであっても例えば

 

「Xショップアマゾン店」

 

「Xショップ楽天市場店」

 

といった具合に、プラットフォームごとに店舗名を分けている場合は時々見られます。

 

このケースであれば、例えば楽天ポイントを貯めているお客様なら楽天市場店を選ぶでしょうし、アマゾン商品券を持っている方ならアマゾン店を選んで購入して頂ける可能性は高まります。

 

つまり一定の棲み分けは期待できますが、それでもFCのテリトリー制ほどの仕切りにはなり得ません。

 

そうした個別事情がないお客様は商品と価格が同じなら、後はアマゾンと楽天のどちらが好きか好みで選択しますので、競合する関係となってしまいます。

 

また、加盟者をプラットフォームで区分するにしても、ネット上で集客力があるプラットフォームは、幾つあるというのでしょうか。

 

アマゾン、楽天、メルカリ、ヤフー・・・

 

せいぜい4つか、頑張って5つ程度ではないでしょうか。

 

これでは,加盟者4~5名でテリトリーが埋まってしまいますね(笑)

ネットFCをオススメしないたった1つの理由

残された手段は取り扱い商品での仕分け?

 

ネット上で、加盟者同士の競合関係を生まずに事業を行うとしたら・・・

 

取り扱う商品で分けるという方法が、残されてはいます。

 

例えば加盟者Aさんはスマホ、Bさんはタブレット、Cさんはデスクトップとなれば、同一チェーン店であっても

 

スマホが欲しい人はAさんのネットショップ、

 

デスクトップが欲しい人はCさんのネットショップと、

 

ショップ別にお客様の振り分けが可能になります。

 

しかし、この方式にはある問題があります。

 

それは取り扱える商品次第で、加盟者同士の大きな格差を招く可能性が高まるということです。

 

例えばそのチェーン店ではデスクトップは抜群の人気を誇るが、タブレットはさっぱり売れないとなれば、オーナーとしてはデスクトップの販売権が欲しいでしょうし、タブレットなら逆に「いらない」となるでしょうね。

 

第一、こんな不公平を招くビジネスモデルはFCビジネスとは言えません!

 

以上のような理由から、テリトリー制(あるいはエリア制)が加盟者にとって大きな権益基盤となるFCの概念を、ネットの世界に持ち込んでも上手くゆくとは到底思えないのです。

 

そのため、ご相談頂いた方にはネットビジネスへのFC加盟は、オススメしておりません。

 

あくまで一コンサルの意見ですが、検討者の皆様の参考になれば幸いです。

 

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私は現在、コンサルタントとして

・事業のフランチャイズ化支援
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を主なテーマにコンサルティング活動を行なっております。
近年、企業経営者や個人の方々からFC加盟についても相談を受けるようになりましたので、お役に立てればと考えこのブログを開設いたしました。

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